9/28/2024

ヘテランテラ・ドゥビア


water plants loverブログ

ヘテランテラ・ドゥビア
Heteranthera dubia

WFOでヘテランテラになっているので従っていますが
ついつい昔のままゾステレラと呼んでしまう、、
ご購入いただいたときに袋に名前を書いているのですが、毎回、一瞬ペンが止まるというね
ああ、ヘテランテラか~って
どうしようか迷っちゃう

ネットで検索かけてもヘテランテラ・ドゥビアで紹介してるのは、water plants loverという店だけだし、そこも文章ではゾステレラって呼んでるし、どっちなんですか~ってね

個人的には、好きにしてくれという感じなんですが
あらたまった場ではヘテランテラ・ドゥビア
くだけた場ではゾステレラ・ドゥビア
そんな感じにしています
だからブログのタイトルとか、通販で学名書くときはそうなってるでしょ、、

そんなことはどうでも良くて、、
この水草には魅力がいっぱい

有茎草なのにテープ状水草みたいな見た目
レイアウトでの一般的な活用法も後景テープの位置
だけど、有茎なのでトリミングで高さの調整が利くという使い易さがうれしいですよね

分布が北アメリカのカナダからアメリカ、メキシコなど中南米までなので
寒さにも比較的強い
かといって暑さに弱い訳ではない、というのもいい

透明感のある緑色なのですが
似た感じのブリクサやバリスなどのトチカガミ科とはちょっと違うし
ヘランチウムなどのオモダカ科とも違う
さらに、同じ科のエイクホルニアや、同属のヘテランテラ・ゾステリフォリアとも違う
こんな透明感があって、ちょっと硬い感じがあるのってないですもんね、、
という事で、とっても個性的な姿なんです

個性的と言えば花もそうで
同じミズアオイ科で言うと、それこそミズアオイもホテイアオイも青系、エイクホルニア・アズレアも名前通り青花ですし、ゾステリフォリアもレニフォルミスも青系だし
白系もあるとはいえ
なぜか、こいつは黄色なんです、、どうしてでしょう、、
ミズアオイ科で黄色、、他にもあるんだろうか、、
おもしろいですよね

海外の方に教えてもらったのですが
シュウ酸カルシウムが豊富で、金魚などのフナの仲間に食べられにくいという話も
たしかに店では食べられてなかったけど、うちの、しかも一つの鉢だけではまだわかりません
気になる方は試してみてください
見た目の変わった感じもそのせいなのかも、と思ったり

という感じで
珍草と言っていい、だいぶ個性的でおもしろい水草なのですが
コンスタントに入荷が無いのが玉にキズ
仕方ないので、うちでは細々と増やしながら販売しています
興味を持たれた方はぜひ一度育ててみてください
おもしろいですよ

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