10/31/2021
台湾便ミズオオバコ
10/30/2021
開店時までに用意した水草の種類・その4
開店時までに用意した水草の種類・その4
お問い合わせが多かったので載せておきます。
気になったものあったら、店頭でも、HPのお問い合わせでもお気軽にどうぞ。
これから、どんどん増やしていきますよ。
開店時までに用意した水草の種類・その3
開店時までに用意した水草の種類・その3
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開店時までに用意した水草の種類・その2
開店時までに用意した水草の種類・その2
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開店時までに用意した水草の種類・その1
開店時までに用意した水草の種類・その1
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これから、どんどん増やしていきますよ。
10/24/2021
クリプトコリネ・アルビダ・‘コスタータ’
アルビダはクリスパチュラグループに属する細葉のクリプトです。栽培が容易なこともあり、アクアリウムプランツとしてはポピュラーな存在になっています。タイとミャンマーに分布し、主にタイで採取され栽培されたものが流通していると思われます。
サイズは通常20センチくらいと、細葉クリプトのなかでは小型に属します。レイアウトでは前景と中景のアクセントにちょうど良く、石や流木の手前や横に添えることも可能です。もちろん小型水槽で楽しむことも出来ます。葉の長さ、細さのサイズ感が小さなケースにもマッチして、小型魚との相性も抜群です。ミャンマー系の小型種と合わせたらおしゃれだと思います。
水槽内での葉色は緑から茶色で、バリエーションも豊富。コスタータが別種とされていたのも、別種としたくなるくらい見た目に相違があったということでしょうね。ファームごとにも違いがあって、コレクションも楽しい種類です。リストにどちらかの名前があったら、ついついオーダーしてしまいます。本場タイのファームでは、「コスタータ」、「アルビダ・ブラウン」、「アルビダ・グリーン」、「アルビダ・レッド」と4種類ものアイテムを揃えています。大きくならないので集めても邪魔にならないのがいいですよね。
ベトナムだったかカンボジアだったか、どこのファームか思い出せないのですが、赤みがほとんど入らない緑色のものがあった覚えがあるのですが、あれ、もう一回欲しいなあ。それとも別種だったのかなあ。こんなことを考えていると楽しく一日が過ぎていきます。
10/22/2021
エキノドルス・‘イエローサン’
エキノドルス・‘イエローサン’
Echinodorus 'Yellow Sun'
最初に知ったのは、ドイツのサイトで紹介されているものでした。それからずっと探していたのですが、何年も見付けられず、少し忘れかけた頃の2014年、アクアフローラで紹介されているのに出会い、これはと思い、頼んでみたのですが諸事情で叶わず、その4、5年後にようやく、アクアフローラともつながりの深い東南アジアのファームから突然入荷があり、ついに対面が叶いました。長くかかりましたが、今でも続けて入荷があり、うれしい限りです。
黄色い丸葉に赤茶の良く目立つ斑模様が散りばめられ、名前の通りのきれいな品種です。出始めの葉は薄く赤みがかり、成長に従って黄色い葉に変わっていきます。育てやすいし、とても良い品種です。
じつはこれ、ドイツのサイトの古い情報では、作出はZoologicaで、grandiflorus'Aurea' (Echinodorus grandiflorus subsp. aureus)とcordifolius系の種類との掛け合わせではと書かれていました。
ここで注目したいのが、両種とも大きくなる種類ということです。特に、grandiflorus subsp. aureusは現在floribundusのシノニムになっていますが、このfloribundusは葉柄だけで1メートル、葉は40センチになる、エキノドルのなかでも代表的な大型種です。cordifoliusもそこまでではないですが大きくなる種類です。
今出回ってるイエローサンからは想像しにくい組み合わせですよね。たしかに丸葉で葉色は黄色ですが、サイズ感はだいぶ違います。どういうことかと調べてみたら、初期にヨーロッパで出回っていたイエローサンは大型種だったということがわかりました。メーター越えで水槽向きではなかったようです。子株を沈めても結局うまくいかなかったとのこと。初期に出回らなかった理由は、このサイズ感にあったのかもしれません。
アクアフローラのものは実際入荷していないので、どっちだったか定かではありませんが、画像の感じでは現状のものとサイズ感は同じように見えます。アクアフローラに行き着くまでに、何らかの理由で、小型化したのか、東南アジアに渡って小型化したのか、名前は同じでも別の品種なのか、今のところわかりません。私としてはよくある小型選抜品説を信じてみたいのですが、どうでしょう。
何はともあれ、こうなってくると初期の巨大品種が見たくなるのが、かなしい性というのか、どっかに残ってないかと、海外のファームに行ったら探すものリストにしっかり載せておこうと思います。
10/19/2021
オオハリイ
オオハリイ
Eleocharis congesta var. congesta f. dolichochaeta
別の名称で入荷したものですが、桿の長さ、穂の形とサイズから、オオハリイとしました。どちらにしてもストックしているファームさんは少ないですし、久しぶりに出会ったので、ほんとにうれしい限りです。
もともと沈水生活には向いた種類なので、水槽での育成も難しくありません。
国内では、本州から沖縄、海外では、中国から、東南アジア、インドまで分布があります。私も広義のハリイという意味では、何か国で見たことがあります。というより、あえて探しているのですが。
というのも、初めての海外フィールドで出会ったコンゲスタに衝撃を受けて忘れられないのです。場所は、マレーシア、ボルネオ島。同行者は故・吉野敏さん。長年アクアショップを経営し、海外での経験も豊富な吉野さんにお願いして連れて行ってもらった旅でした。
うっそうとした熱帯のジャングルのなか、細い川沿いを歩き続け、足場の悪さと馴れない旅でへとへとになり、さらに奥へとクリプトの探索を続ける吉野さんをひとりで待っているときでした。学校の教室ひとつ分くらいにスペースでしょうか、突然という感じで、そこだけ開けていて光が燦燦と差し込む場所です。底は白っぽい砂泥、深さはせいぜい腰くらいで、ゆるやかな流れがあります。私は縁に腰掛け、足先だけ水に浸かった状態です。そのつま先の向こうにコンゲスタの群生が、大きくゆっくりと揺れていたのです。水草が育っている様子でこれほど美しいものを見たのは初めてでした。ただ、一種類の水草、それもレイアウトではほとんど使われないような種類が、たくさん生えているだけなのにです。迫力に負けてしまったのか、経験値がなく何でも感動していたからなのか、疲れていたからなのか、理由はわかりませんが、心に焼き付いたのは確かで、今でも、水草の美しさを感じる基準のようなものになっている気がします。
どこででも、どんな種類でもいいので、皆さんにも、水草との良い出会いがあることを願っております。
もちろん当店webshopでも。
10/18/2021
オロンチウム・アクアティクム
オロンチウム・アクアティクム
Orontium aquaticum
北米原産のサトイモ科の湿生、抽水植物です。
水中で発芽するタネを、水槽内で育成して楽しめます。
育成には栄養豊富なソイルがおススメ。高光量、二酸化炭素の添加も、水槽内での長期維持には欠かせません。厳密に沈水葉とは言えないのかもしれませんが、条件が良いと、明らかに水中に対応した、質感がやや薄めで細長い葉を展開し、それが赤茶色に色付き、他の水生サトイモ科植物とは違う、独特の美しさになります。
最近流行りの植物育成用の強力なスポットライトを使用し、室内で抽水栽培してもおもしろいと思います。花はあんまりきれいじゃないけど、タネは簡単に出来、浮力のある皮がむけて、沈んでから発芽するのも興味深いです。分布を広げるためでしょうね。おもしろいです。
屋外なら手間いらずで栽培可能。北米産なので、寒さにも強いです。当然、逸出には厳重注意。
おもしろいのでぜひ育ててみてください。
10/17/2021
エキノドルス・‘フェリックス’
エキノドルス・‘フェリックス’
Echinodorus 'Felix'
タイ便の新着種として入荷しましたが、元はTomas Kaliebe氏が作出し、ズーロジカからリリースされていた改良品種です。
元親はレッドフレイムとビックベア。赤い葉に赤い模様が入り、大ぶりな丸葉を展開する大型種です。大型種なのにしっかりと赤が乗り、きれいな模様も入る優良な交配種です。
横方向に、20㎝を超えるような葉を広げていきます。こういうのは大きくしてなんぼなので、余裕のある大型水槽で育てると魅力を堪能できるかと。
濃い緑との相性も良さそうなので、バルテリーやボルビと合わせてもいいと思います。