1/12/2022

ボトルアクアリウム、トリミング後が要注意!

 




トリミングした後は要注意!

トリミングしてさっぱりしたと思って油断していると、コケが生えてきますよ。

きれいにしたはずなのにどうして?と思われるかもしれません。
これは、トリミングによって草の量が減ったことにより、水槽内の栄養分の吸収も減ってしまい、今まで吸収されていたはずの栄養分が余り、それがコケの方へ回ってしまったために起る現象です。

また、水槽内の水草も、トリミングによって少なからずダメージを受けているので、すぐには成長、栄養吸収を復活させないことも要因になっています。
とくに植え替えをした際は、カットだけよりも、元の状態に戻るまで時間がかかります。根を張って、成長を始め、養分を吸収するまで余計に時間を要するためです。
なので、トリミング後は普段以上にお世話が重要です。
水草の状態が戻り、順調に栄養吸収を始めるまでの期間は、ガラスのコケは早めにふき取り、普段よりもまめに水換えをし、余分な栄養分やコケを排出するようにします。
水換えによって成長が促されるので一石二鳥です。

この期間だけ、コケ予防として、光を弱めるためライトの位置を少し遠ざけるという手もありますが、成長促進も同時に行っていきたいので、私なら、ライトの位置はそのまま、照射時間を短くするようにします。普段より2、3時間でしょうか?、6~8時間当たっていれば十分です。

再び成長を始め、コケの発生が収まってきたら、すこしずつ(急にはダメ!)お世話の間隔を伸ばしてみてください。成長と汚れのバランスが取れたら、本当の意味でのさっぱり水槽になっているはずです。