2/19/2023

ネットは便利

 water plants loverブログ


皆さん、水質調整剤を入れるとき、何で混ぜていますか?という話です。
ピペットで、ピンセットで、柄の付いたスクレーパーで、
手でという方もいらっしゃいました。
多少こぼれても構わないという場所でならいいのですが、
そうじゃない場合は、意外とストレスじゃないですか。
そうっとやると混ざってなさそうだし、
勢い付けるとこぼれるしで…


うちでは、ベアタンク(底床材を敷いていない底面がむき出し、裸の状態の水槽)の換水時に、必ずテトラのpH/KHマイナスを入れています。
ちなみに10リットルに1ミリリットルの割合です。
これは、足し水のときにも、必ずそうで、
10リットルバケツに、pH/KHマイナスを1ミリリットルを必ず入れて、
(正味9リットルに1ミリリットルですが…)
その水で足し水しています。
これは、絶対です。
ほんのちょっとの足し水でも、ぜったい下げた水を入れています。

ちなみに、大磯水槽では(当店は大磯砂利を敷いた水槽とベアタンクの水槽があるのです)、
水道水そのままで、pH/KHマイナスは入れていません。

話を戻しますと、
ひとつの水槽に、バケツ全量を入れるのなら、多少混ざっていなくても問題ないのですが、
複数の水槽に、ちょっとずつ水を足す場合は、しっかり混ぜた状態で、濃淡が出ないようにしなければならないわけです。

そこで、しっかり混ぜつつ、なおかつこぼれないようにするものが欲しい…
で、行き着いたのがネットでした。


あの、魚を掬うための網、ネットです。
私が使っているのは、カミハタさんのスーパーカラーネットS細目です。
スーパーカラーネットは耐久性が高く、柄もしっかりしてて混ぜやすく、
サイズ的にSサイズが混ぜやすいサイズ感で、
粗目だと水が抜けすぎて効率が悪いので細目が最適という理由です。
ちなみに、枯れ葉やオオバナイトタヌキモを除去するためにも、重宝してます。
スーパーカラーネットS細目最高!

水槽ある方はネットはだいたいお持ちだと思います。
一度手持ちのネットで攪拌してみてください。
かなり勢い付けて、バケツの中に渦が出来てもこぼれませんよ。
もちろん、勢い付け過ぎたらこぼれますが、他のもので攪拌するよりは、断然簡単に、しかも早く混ざりますので、私は30年近くネット一択です。

地味過ぎる話題ですが、
だからこそ知られてないかも、ということで、書いてみましたが、少しでもストレスの解消につながる方がいらっしゃたら幸いです。

(高城邦之)