7/30/2023

ムジナモ入荷しました!簡単な育て方もご紹介

 

 water plants loverブログ

ムジナモは、現在放送中の朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、牧野富太郎博士が日本で初めて発見し、和名「ムジナモ」と命名した、水草であり食虫植物でもあります。

国内の自生地では絶滅したとされていましたが、最近新たな産地が見つかり、世紀の大発見と話題に。保全のために放流しているところはありますが、それとは異なる、人知れず命脈を保っていたと思われるものの発見はひじょうに貴重な出来事であります。



さて、今回入荷したのは、国内産で京都巨椋池系統のものを増殖したものになります。古くから食虫植物愛好家の間で維持され、まれに園芸ルートなどに乗り流通しているものです。



入荷機会が少なく、出会えるチャンスが少ない植物ですから、育てるのも初めてという方も多いはず。そこで、小さくて簡易的ではありますが、ポイントを押さえた育成キットも合わせて販売致します。

初めてだけど枯らしたくない、ネットで調べたけどなんだか難しい感じがしちゃう、そんな方にぴったりの簡単キットです。


楽しみ方は
①ビニールポットに水質調整材を入れる
②その上に赤玉土をかける
③ポットの半分まで水をそうっと入れる
※赤玉土がえぐれて水質調整材が出てこないように注意
④ムジナモを水ごと入れて終了

置き場所・半日ほどよく日の当たる明るい場所
水換え・ジョウロ、シャワーでそうっとかけ流し

コケ予防のためラムズホーン(貝)を1匹入れるといいです。
追加で水生植物を入れると水質維持におおいに貢献します。ぜひ入れて頂きたい。私が育成、増殖させるときは必ず抽水植物を入れるようにしてます(一番上の写真は販売用なので入れていません)。

下の写真は参考例ですが、上のキットと同じ内容の用土に抽水植物のウキヤガラを植え、タヌキモ(ムジナモと似た水草であり食虫植物)を育てていますが、アオミドロなどの藻も付かず、きれいに育てられています。


せっかくの機会なので、元気に育てて、たくさん増やして、お花まで咲かせられるといいですね。
(高城邦之)

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